マルカフェ文藝部 第二十一回文学フリマ東京に出店しました

11月24日(月祝)に開催された「第二十一回文学フリマ東京」。
マルカフェ文藝部は今回で4回目の出店となりました。
お買い上げ&ブースにお立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました!

 マルカフェ文藝部の編集部長・中川マルカさん

新刊の「棕櫚 Shuro」第四号と、ビンビールズの9月のニューアルバム「ビアガーデン」

新刊は年一回発行している文芸誌「棕櫚 Shuro」第四号。テーマは「境目の物語」です。
今号は更に作家陣が増え、ページ数も濃さも倍率ドン!芸術性が更に高まった一冊となっています。

以下執筆作家と作品名。
・石川友助/「海栗と海豚」(小説)
・Emi/「無題」(アート)
・岡崎とものり/「1901」(アート)
・かめやままあ/「土佐山日記 黎明編」(漫画)
・カフェラテ/「出演交渉と台本書換」(小説)
・くりまる/「古川あんず」(小説)
・津川智宏/漫画 「天井裏の聖人」(漫画)
・中川マルカ/「ウツツノ」(小説)
・なかぎりせいじ/「小紋城天守」(小説)
・なかの真実/「テルミヌス」(アート) ★表紙作品
・ナマハゲ/「ストライダー」(小説)
・hunton/「無題」(アート)
・武藤麻衣/ 「私たち夫妻は、家具な人で交尾をする。」(アート)
・森瀬一琉/「透明な存在の私」(小説)
・宵町めめ/「狂夏」(アート)
・Yu Cotton-well/「Flesh Out」(アート)

今回も表紙絵描かせていただきました。
絵のタイトルはテルミヌス。古代ローマの「境目の神様」の名前です。
裏表紙デザインでTシャツやiPhoneケースを作ってみました。マルカさんありがとう!




夜は執筆作家陣と恒例の打ち上げ!なんだかすげーDEEEEP!!な焼き鳥屋だった。おばちゃんが強い。
楽しくお喋りして締めくくりました。

マルカフェブログによる文フリレポート

◆◆◆

以下、文フリでゲットした本など。



会場をウロウロしたけど、自分で買った本は、津乗健太さんの写真集「楽しくなさそうにはしていない猫」のみ。
タイトルが購入の決め手になったけど、中身ももちろんイイ。猫それぞれのキャラクターが分かる感じ。
猫ってよく得意気な表情するけど、なんなんだろう、あの顔。好き。



雲上回廊さんのスペースに立ち寄り、漫画家・宵町めめさんの新連載のペーパーをもらった。
海底都市学園モノSF漫画「龍宮町は海の底」は、WEBコミックガムにて配信中!→最新話


小澤温と矢野錆助と天坂寝覚の3人による自由律俳句の本「HARUHIYORI」を献本いただいた。(写真左)
冒頭と巻末のレコードジャケットと自由律俳句+英訳は、読み辛いのであまり読んでいない。
別々にレイアウトすれば、かっこよくなっただろうに。
小澤温の文章が面白かった。奴はクズなんだろうけど、クズを演出しているところがあり、
本物のクズにはまだまだ及ばないと思う。
矢野さんの小説はどこかで読んだ気がする。ブログで読んだのかも。
居酒屋でたまたま隣に座っているオッサンがすげーお喋りで、酒が入っていれば楽しく聞けるけど、素面ではキツイ。
そんな内容。
天坂寝覚の句は久々に読んだけど(過去句なのか新作なのか分からないが)、変わらず純粋だった。
読んでて思ったけれど、自由律俳句の良し悪しは結局よく分からない。

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