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星恵美子「マルカフェおしゃべり講座」に参加しました

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水野行雄先生の「マルカフェおしゃべり講座」 を終え、5月25日に挿絵画家・星恵美子先生の「おしゃべり講座」が開催されました。今回もお手伝い&参加者として楽しませていただきました。 たくさんの原画と雑誌や同人誌に囲まれ、マルカフェがいつもと違ったアダルトな雰囲気に! SFやスポーツイラストから、ひょんなことから官能小説の挿絵のお仕事をすることになった経緯や、戦後から現代に至るまでの出版社の歴史、そもそも「官能業界」とはどんな業界なのか、一般文芸と官能の違いを挿絵画家の観点から語っていただきました。 そして技術的なお話も。女の肌を描くこと、デッサンの必要性、一日に何枚描くか、変わっていく原稿料、そして「自分はどんな仕事をしたいのか、どんな作家になりたいのか」を明確にして仕事を選ぶ・つくることが大事というお言葉にグッときました。 そんな真面目な話題から、女流官能小説家の◯◯◯なハナシ、M出版社の編集長の意外な姿、雑誌のグラビアに登場しているモブおじさんは実は編集者さんで、入社時に撮影に参加することを許諾した人のみが採用となる…など、笑いありのトークショーでした。 最後に創造することと性愛は同義である、自由に表現することができるから気持ちがいいのだという名言が出て、な・なるほどそういうことかー!笑、と頷きながら締めくくられました。いやーおもしろかったです!! 今回は緊急開催の上、平日だったこともあり参加できなかった方も多かったので、次回は土日のどちらかで開催したいですね。第二回の情報はマルカフェブログやTwitter、Facebookなどで発信されますので、チェックしてみてください!(恐らく秋頃) ※写真撮影:千葉様 ◯マルカフェによるレポート http://ameblo.jp/malucafe/entry-12164091537.html

マルカフェ美術部 第八回開催

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月に一回開催される、アートを実践し楽しむマルカフェ美術部。第八回を開催しました。 今回は初の写生をしました。 ーーー テーマ「マルカフェの裏側で描いてみよう」 御嶽神社境内で、初夏のスケッチをたのしみます。 【概要】 ●日時 5月23日(月)12:00-13:30(制作)/13:30‐15:00(講評) ●場所 Malu Cafe (マルカフェ) ●会費  ①制作のみご参会:1,500円/名様(ワンドリンク、税込) ②制作・講評参加:2,500円/名様(ワンドリンク、お食事、税込) 1.画材などについて ①使いたい画材は、各自ご持参ください。 ②エプロン等お洋服を守る道具は、各自ご持参ください。 ③屋外での作業を予定していますので、日焼け、虫よけ対策もお忘れないように。 2.ご飲食について ・参加費に含まれるワンドリンクは、ご制作中にもご利用いただけます。 ・ドリンクの追加オーダーは、随時お承りしています。 ・お食事は、講評時にご用意します。 ーーー 今回はマルカフェの裏にある御嶽神社を描きに行きました。実はマルカフェ美術部発足当時から、暖かい時期になったら写生をしたいと言っていたので、やっと描ける!という気持ちでいました。当日は暖かいというより、30度の真夏日だったので、激アツでしたが…。 いつもより30分早めにマルカフェに集合。必要な荷物だけを持っていざ御嶽神社へ。数分の道のりですが、なんだか遠足気分。事前にマルカフェさんが御嶽神社へご挨拶いただいていたので、滞りなく始まりました。まず参拝し、それぞれ神社内を歩いて回り、描きたい構図を見つけたら参拝者の邪魔にならない位置について描き始めます。画材は今回も自由で、水彩、パステル、鉛筆、ペンなど自由です。日陰を見つけて描いていたのですが、たった90分の間に日の位置は結構変わるもので、日陰がなくなってしまい、終盤はガッツリ日光を浴びながら汗だくで描いていました。 90分作業したら、神社にお辞儀をしてマルカフェに帰ります。作品の写真撮影を終えたら、ご飯タイム!今回のメニューは遠足に持って出かけるようなご飯をということで、サンドイッチとクラムチャウダースープと、サラダ。チキンにジャガイモ、豆、チーズ、ツナ、

「JPAL紀伊國屋展2016」5/27〜6/23開催

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今年で3年目となる、 日本出版美術家連盟主催 の企画展「JPAL紀伊國屋展2016〜本の世界を彩ってきた挿絵画家たちの原画展」を、紀伊国屋書店新宿本店で開催。手描きによる、物語の世界観を描いた「挿絵」を、4週に渡って展示・販売します。新聞連載、雑誌、書籍などの出版物に掲載された挿絵の原画が、多数出品されます。印刷物とは違った「原画」の迫力をお楽しみください。たくさんのご来場お待ちしております。 第1週「新聞連載/モノクロームの世界」 2016年5月27日(金)〜 6月 2日(木) 新聞連載で掲載された挿絵を中心に、モノクロ作品の原画の展示・販売を行います。 小さめのお求めやすい価格の作品が多数展示されます。 第2週「挿絵黄金時代の仕事」 2016年6月 3日(金)〜 6月 9日(木) カラー・モノクロ混在の挿絵作品の展示・販売を行います。 第3週「パブリッシュファンタジスタの仕事」 2016年6月10日(金)〜 6月16日(木) カラー作品のみの原画の展示・販売を行います。価格帯は3万・8万・20万の3種類のみ。 ※第1週〜第3週は日本出版美術家連盟会員による出品作品を展示・販売いたします。 第4週「日本挿絵大賞2016」 2016年6月17日(金)〜 6月23日(木) 手描き、そして物語を描くことに注目した「挿絵」のための公募展「日本挿絵大賞2016」の受賞者による原画の展示・販売を行います(非会員)。大賞、紀伊国屋展賞、リキテックス賞受賞作品、入選作品は以下のリンク先からご覧いただけます。 http://sasieaw.syuppanbi.com/sasieaw/ ーーー JPAL紀伊國屋展2016 〜本の世界を彩ってきた挿絵画家たちの原画展 会期:2016年5月27日(金)〜 6月 23日(木)    10:00〜20:00 ※木曜日は17:00まで。金曜日は12:00オープン 会場:紀伊國屋書店 新宿本店 4Fフォーラム    東京都新宿区新宿3-17-7     https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/ 主催:日本出版美術家連盟     http://sy

文学フリマ東京にお越しいただき、ありがとうございました!

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2016年5月1日(日)に開催された「第二十二回文学フリマ東京」にお越しいただきました皆様、 ご来場ありがとうございました! 約2年ぶりの個人出店となる今回、マルカフェ文藝部と合体スペースで、 未完成版「おすし-サーモン」(中川マルカ著)を引っさげて参加したわけですが… まさかの完売!!なぜ完売した…!?たぶん中川マルカさんのトークスキルのおかげです・笑。 (2年間動かなかった超高額商品を、短時間で2つ販売したカリスマ店員の過去あり) ふざけた帯もつけました。 今回、本編の挿絵はラフ画なのですが、7月には清書した完成版が出ます。 ラフ版は今回20部ちょっとしか刷らなかったので、 それをレアだと思ってくれた貴重な方々がいらっしゃいました…。 なかには「ラフの画集をだしてみては?」なんてお言葉もいただいたり…(調子にのるよ!)。 こんな不完全な状態を楽しんでもらえるのも、手作りの同人誌即売会だからこそですね。 マルカフェ文藝部の文芸誌「棕櫚 Shuro」創刊号は今回の出店で品薄になり、 第三号は一度売り切ったので今回は二刷目。 どんどん「棕櫚 Shuro」読者の方々が増えていっているようで嬉しいです! 第五号は11月の第二十三回文学フリマ東京にて頒布します。 同じくマルカフェ文藝部部員のカフェラテ・イリエさんによる、 「THE BEATLESの聴きどころ~カフェラテ編」も頒布。 THE BEATLESのアルバムごとの、カフェラテ・イリエさんの解説本です。 ビートルズファンの方がまとめ買いされていくなど、ビートルズトークを交えながら、 皆さん手に取られていきました。 毎回恒例の打ち上げでは、賭けに勝った競艇帰りのおっさんみたいに、上機嫌でビールを飲む。 何を喋っていたのか全然覚えてないんだけど、とにかく楽しかったです・笑。

水野行雄/マルカフェおしゃべり講座 Vol.02―イラストの話―

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2月に開催された、イラストレーター・水野行雄先生の「 マルカフェおしゃべり講座-フネの話- VOL.1 」に続き、早速2回目のトークショーが開催されました!今回のテーマは「イラストの話」。ということで、事前にイラストレータ・デザイナー・作家などの若手作家から募った質問を中心に、気になることを水野先生に質問をして、資料や作品を拝見しながらお答えいただくQ&A形式で進行しました。 (Q&Aの一部を マルカフェブログ で公開!今回お越しになれなかった方も概要はご覧いただけます。) 制作に取り掛かる前に、描くものを徹底的に調べ上げる。 実際に立体にする(艦橋の部分)。  ケントボードに下描きしたらコピーして、ディティールの構造をメモする。 絵の描き方のみならず、一日の生活リズム、作業用BGM、今描きたいもの、描きたいけど描けなかったもの、描いたときの精神状態によって絵にどう影響するか、フネも車もスポーツも昆虫も、自分が納得するまで調べて「知る」までは描かないこと。スランプには陥るのか、気分転換の方法、などなど。深く内面的なことまで、語っていただきました。前回にも増してとっても面白く、楽しくあっという間のおしゃべり講座でした! 上がはじめに描いた戦艦「大和」。 そのときの遠景写真の資料では、この白い点が何のためにあるのか分からなかった。 のちに発見された資料で、フレームにふられた番号であることが分かった。 次に戦艦「大和」を描くときには、番号がふられている。 描くごとに、資料が発見されるごとに、戦艦「大和」の再現精度が上がっていく。 少ない写真資料をかき集め「推察」していく作業は、まるで謎を解いていく探偵のよう。 ポジフイルムの印刷原稿。 トレース台に乗せて、ルーペで覗く。とても色が美しい。 昔の印刷技術についても、お話いただいた。 次回3回目も開催予定。今度は水野先生ご出身長野県の木曽御嶽山と、東京の御嶽山とを絡めてのトークショーになるかも? また、官能小説の挿絵を描き続けて40年、挿絵画家・星恵美子先生による18禁トークショーが開催されるかも!?マルカフェからのアナウンスにご注目くだ