原画展作品紹介 木のイラストレーション 三作品


【過去の記事】なかの真実×パンタレイ・クラフト&アーツによるコラボレーションアート


これまでパンタレイ・クラフト&アーツさんとのコラボレーションアートについてご紹介いたしました。最後の作品紹介は、オリジナル作品についてです。サイズが大きめの三作品をメインの主役級と配し、パンタレイさんとの小さいコラボアートは名脇役として、会場を飾り付けしました。下記、絵が完成した順番に作品について説明いたします。絵の内容…というかポイント部分に触れているので、未見だからネタバレはまだ読みたくない!という方はご注意ください・笑。




ふくら雀と枯銀杏 A2サイズ(420×594mm)
2018年1月下旬に訪れた大阪の姫島公園内のイチョウの木を描きました。当日は雨が降り、悪天候で極寒の中での大阪観光でした。傘を持つ手がブルブル震えながらも、枯れたイチョウの木の枝が爆発しているかのように無数に枝分かれしている様に魅了され、割と長いこと公園内をブラブラしていたと思います(不審者…)。枯れ木だけれども、このイチョウの木から力強いエネルギーを感じました。人に教えられ知ったことですが、無数に枝分かれしているのは「剪定」されているからだそうです。本来、太く伸びる予定だった枝が切られることにより、行き場をなくした伸びるエネルギーがこのように無数に細かく枝分かれさせているんだとか。剪定され切り落とされた太い枝がこの作品のキーとなる部分なのですが、それを目立たないようにさりげなく、でも「あ、ここ切られているんだ」と気づいてもらえるように構成しました。
また、冬の名物ふくら雀たちが休憩しています。実際に大阪で見た時には雀はいませんでした。「ふくら雀」は冬の季語でもあります。なのでこの絵は晩秋ではなく、真冬を強調しています。


こちらはDMのイラスト、原画展限定Tシャツにもなっています。
気に入っていただけたら、ぜひお試しいただけたら嬉しいです!

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クロガネモチ B3サイズ(364×515mm)
だいぶ遡りますが、2009年4月に彦根城に観光に訪れた際に見つけた、彦根城敷地内「地震の間」前に立つ「クロガネモチ」を描きました。あまり大きい木ではありませんでしたが、まるで別の生命体のようにも見える根っこ部分が強く印象に残っていました。今回の原画展でメイン作品を「木」でまとめると決めた際に、あの時見たクロガネモチを描きたい!と思い立ち、9年越しに作品となりました。描いている途中は苔部分のみに着彩しようかとも迷いながら手を動かしていましたが、根っこ部分の「強さ」に注目してもらいたく、最終的にモノクロのみで仕上げました。この根っこ部分だけでは季節感は感じられないと思いますが、爽やかな淡いグリーンの額縁で春の軽やかさを醸してみました。




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メタセコイアの森 A4サイズ(210×297mm)
神奈川県生田緑地内のメタセコイアの森です。去年のゴールデンウィークに子供の頃以来、ウン十年ぶりくらいに訪れました。とても高く円錐状に枝が伸び、下から見上げた時に鬱蒼と生い茂った葉と葉の隙間から少し覗く空がとても綺麗でした。自然が生み出す空間や余白はとても美しいです。自然は美の先生です。


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なかの真実 原画展「よく観る・たくさん見る・なんども視る」
会期:2018年9月1日(土)~30日(日)
   12:00-19:00
   ※平日休廊、土・日のみオープン
会場:Panta Rhei Craft&Arts
   東京都大田区池上3-4-9 2F
   東急池上線 池上駅より徒歩7分
Blog:http://pantarheicraft7.blog.fc2.com/
※誠に恐縮ながら、ご来場の際はお心使い等のないようお願い申し上げます。
手ぶらでお気軽にお越しくださいませ。


【在廊日】
1日()   終日在廊
2日()   終日在廊
8日()   不在
9日()   終日在廊
15日() 終日在廊
16日() 16時ー19時 在廊
22日() 終日在廊
23日() 不在
29日() 終日在廊
30日() 終日在廊