自由律俳句まとめ 7月

寝てない私だけ昨日が続いている

ハートのうちわで虫たたく

君と生理痛重なるリビングデッド

折り曲げた太ももじっとりカーテンは揺れていた

ミイイインときてミィィ…ンのあたりが電子音

切れぎれに試し鳴きみっみっみっ

まっさらの麦藁帽子でどこまでも歩く


お囃子の調子で腹痛


涼しい風吹いてオレンジの街灯つく道


ぼとぼと雨屑おとしたあとの静けさ冷やり


赤いスープ飲んだ帰りの月があかい

やる気なく広がる熱帯夜

お茶の顔が疲れてる26時

交換したサイダーの泡一回鳴って消えたよ

寝ぼけ眼にこびりつく熱帯

悪態つく苺大福ほおばりたい

夏が胸ぐら掴んでる

ぶつかる膝と膝が夏めく

まだ走りたい声に染まる夕暮れ