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「私の本棚展」見てきました

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  25日(日)に終了してしまいましたが、アートギャルリ谷中ふらここさん開催の「私の本棚展」見てきました。 出展者さんによる作品展示(本・イラスト・写真・立体・衣装etc)や、 自分が過去に読んでいた本のレビューなどもあって、濃厚な空間! アート作品では骸骨が本読んでるのがツボでした。 昭和40年代から現代の「赤毛のアン」に対するレビューが面白かったです。 フリーペーパー「私の本棚」で描かせていただいた表紙原画は、本棚の上に飾っていただいておりました。 恐らくフリーペーパーは展示終了後も配布されていると思うので、 ふらここさんにお立ち寄りの際にはぜひお手にとってご覧ください! 中身は本のレビューや小説、谷中の町紹介マップが掲載されています。 【ギャラリー情報】 アートギャルリ谷中ふらここ http://yanaka-furacoco.com/ 東京都台東区谷中3-18-7 東京メトロ千代田線・JR山手線・舎人ライナー「西日暮里」駅より徒歩5分 JR山手線・京成線・舎人ライナー「日暮里」駅より“谷中銀座”を通り徒歩8分 東京メトロ千代田線「千駄木」駅より徒歩8分 営業時間:12:00~18:30 定休日:月曜日 ※月曜祝日の場合は火曜日休み。 ※月に2回ほど火曜日休み。

フリーペーパー「私の本棚」表紙イラスト

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※写真は 谷中ふらここさんのTwitter より。 アートギャルリ谷中ふらここさんにて、17日〜25日まで開催の展示会「 私の本棚展 」。 17名の参加者による本の展示会です。 1階は本棚のボックスギャラリー、2階はイラスト、文学作品とミニチュア衣装、猫の写真展など、 個性的な作品も満載のようです。(←まだ展示を見に行ってない) この展示会に合わせ、ふらここさんが発行されるフリーペーパー「私の本棚」の 表紙イラストを描かせていただきました。 展示期間中は原画を飾らせていただいております。 描いたのは本棚の本から飛び出す、谷中の名物キャラクター。 怪人猫面相と少年少女探偵団、お地蔵さん、妖怪、猫…。 たくさんの本を読みながら、帰り際にこちらの絵もご覧いただけたら幸いです☆ 土日は「 大人の少年少女探偵団イベント 」という謎解きゲームのイベントも同時開催。 仕事がスムーズに進んだら、このゲームイベントに参加しようかな…と思うなかのでした。 私はたぶん週末に伺います。 【展示会概要】 私の本棚展 開催日:5月17日(土)~5月25日(日) 開催時間:12:00~18:30 ※最終日は17:00終了 会場:アートギャルリ谷中ふらここ http://yanaka-furacoco.com/ 東京都台東区谷中3-18-7 東京メトロ千代田線・JR山手線・舎人ライナー「西日暮里」駅より徒歩5分 JR山手線・京成線・舎人ライナー「日暮里」駅より“谷中銀座”を通り徒歩8分 東京メトロ千代田線「千駄木」駅より徒歩8分

【感想文】短編漫画「キスをしても触れあえない」

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「キスをしても触れあえない」 著者:佐竹慎 発行日:2013年8月11日 発行元:不明人種 A4サイズ 先日の文フリで、作者の 佐竹 さんから直接購入させていただいた「キスをしても触れあえない」。 Twitterでイラストをたびたび拝見することはあったけど、恐縮ながら漫画作品を読んだのは今回が初めてだった。 「キスをしても触れあえない」は短編百合漫画で、制作年順に4つのお話が収録。 (百合がなんなのか分からない人は検索してね・笑) ゲストとして他誌で発表された作品をこの一冊にまとめられた模様。 単刀直入に読んでどうだったか。とても面白かった!! それぞれページ数は少ないけど、物語の世界観がしっかりと凝縮されている。 それ(世界観)をシンプルに伝えてくれるから、一気に引き込まれる。 多くを語り過ぎずに、重要な要素を残して削ぎ落としている印象だった。 タイトルの「キスをしても触れあえない」は、4つ目のお話のタイトルだけど、 この切ないタイトルは4つのお話全体に共通(共有?)してた。 以下ネタバレ含むので、未読の方はご注意を。 「帰路の店」 戻ってくる伴侶のために店を構えた妻の最高のサプライズ。 13年も二人の間には空白があって、13年前の空(=記憶)が「瓶」に圧縮されている。 この設定がとても美しい。空を瓶に詰めるって! しかも一日だけではなく、次の日もまたその次の日の空へと、瓶の中の空は続いているんだろう。 アルバムを眺めるように瓶の空を見つめて、徐々にその記憶が自分たちのモノだったと思い出す、 その過程がとてもロマンチックで可愛いお話だった。 「遅くなってごめんね」 天使になるためには最終試験を突破しないといけない。 ハルの試験内容が幻想的で且つアクション盛りだくさんだった。 試験を終えて合格したハルとティナは晴れて天使となる。 ハルは桜に、ティナは人間の赤ちゃんとして現世に降りてくる、という解釈で合っているのかな。 赤ちゃんや花や植物が天使の生まれ変わりだとするなら、なるほど、 生き物の命は清廉で美しいと謳っているようにも感じる。 「三か月前彼女が突然丘へやってきた」 一番好きなお話だった。 一針はとても小さいけど出来上がった衣装はとても濃密で美しい。 その一針が、二人が過ご

「挿絵がおおきい物語」文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイドにご紹介いただきました

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「挿絵がおおきい物語」が、先日の文フリで頒布された「 文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイド 」に ご紹介いただきました! 拙作を取り上げていただき、誠にありがとうございました。 「文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイド」とは、 今回で通算第5号となる、文学フリマで過去に頒布された(たぶん)小説作品のレビュー本のようです。 ご紹介いただきながらあやふやな認識なのですが、10名以上の委員会メンバーの方々が本を推薦して、 それを他のメンバーの方がレビューしています。 評定の仕方が「いい/悪い」ではなく、「合っていた/合わなかった」という表記で、 評価された側に配慮している書き方だな、と思いました。(カドが立たないとゆーか) 確かにどんな作品も「いい/悪い」では語れないよね。ハマったかどうかは人それぞれだもんね。 右ページの本の表紙・作品紹介、左ページに推薦文、その下に他メンバーの方による評が書かれています。 委員会メンバーの方々も小説を書いたり文章を書いたりして、文フリに出展されていると思うのですが… 流石書き慣れているんだろうな、という印象で文章が読みやすいです。 短いからだよ、と言われればそれまでですが笑。 拙作の評を拝見しましたが、とても真摯に読んでいただけたことが伝わって、なんだか感動しました笑。 そして新たにヤル気をいただきました! 非公式ガイドを初めて手にしたのは去年の11月の文フリでだったのですが、 中身がなんなのか全く分かっていないけれど、見た目が可愛いので買いました。そしたらガイドブックでした。 組版が美しく、読みやすい、書かれている内容も完結で分かりやすい紹介本です。 文学フリマ初心者に優しいガイドブックだと思います。 同人誌即売会などの一般参加者の方々は、自ら面白い本を探したい、という方が多いかもしれませんが、 なにぶんサークル数が半端ないので、こういったガイドブック片手に回るのもいいかもしれません。 出展参加者側からも「あ、この本読んだわ。この人はこう感じたのか。」と、 誰かの感想や意見を一挙に閲覧できるので、そういう楽しみもあると思います。 去年の10月に初めて発行した超短編集「挿絵がおおきい物語」。 そもそもこの企画本をやりたいと思ったキッカケは、 自身の画力向上、他者が作

5月5日 第十八回文学フリマ

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初出展してきました「挿絵がおおきい物語」。 ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました! 〆切後は必ず燃え尽き症候群になってしまうので、3日前のソレを引きずったまま当日を迎えてしまいました。  が、準備が終わったらご覧のようにノリノリ。こういうイベント時はお調子者の性格で良かったなとしみじみ…。 マルカフェ文藝部との合体スペースとして、頒布していました。 創刊号「棕櫚」表紙絵のTシャツをユニフォームとして、部員皆で着用。11時を迎えると出展参加者一同拍手。 開始直後はまばらだった人並みも、午後になるとだんだん増えていきました。 当日はコミティアと重なっていたので、どうやら一般参加者の人数はいつもより少なかったようですね。 ですが、たくさんの方に足を止めていただき、とても嬉しかったです。 「挿絵がおおきい物語」は去年の10月のコミティアで初頒布した作品ですので、 新刊ではないのですが…一応、こちらをプッシュしたくサークル名も同タイトルに。 しかし頒布数はそう伸びませんでした。去年のコミティアの方が良かったかな。 作品の内容が分かりにくかったようで、ポップ作ったりもっと内容を伝えられるように展示すべきだなと 次に向けての展示方法が浮き彫りになりました。 (次回作、制作開始しました) 何より嬉しかったのが、去年のTokyo Art Book Fairで発表した 「ながい動物の絵本」が、この日やっと完売しました!ありがとうございました! こだわりを持って作った作品ですので、造本やデザインに注目して見ている方の琴線に、 触れることができたのだと思っています。 末永く愛される本でありますように…。 「ながい動物の絵本」お買い上げの方向けに、A3サイズ紙袋を用意しました。 透明フィルムにイラストを印刷して、貼っただけの即席デザイン。 でも「イイじゃん」と以外と好評でした。次回はコイツを頒布してしまおうかと商売っ気がムクムクと…笑。 マルカフェ文藝部の「おすし」企画もかなり好調のようでした! 「おすし」のネタを8名の筆者がそれぞれ選び、そのネタをテーマにした短編小説企画です。 通るみなさんは足を止めてくれる方が多かったように思います。 バランのしおりや、一人前(8冊セット)など、

【文フリ】他誌イラスト寄稿のお知らせ

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5月5日の第18回文学フリマ 「挿絵がおおきい物語」(スペース:2階イ-16) として 参加予定の告知を先日しましたが、寄稿イラストについてお知らせいたします。 個人サークル「挿絵がおおきい物語」では既刊のみ頒布でして、 新作は寄稿イラストのみとなっております。 濃厚な物語の数々、たくさんの作家さんが描いた世界は どれをとっても唯一無二です。(まだ読んでないけど、過去作を読むからに) ぜひお手に取ってご覧ください! ●マルカフェ文藝部(スペース:2Fイ-15) 「おすし企画」  表紙イラスト・デザイン:なかの真実 8名の作家が1ネタずつ、全8作品を発表。 今回は、1ネタずつ手づくりの小冊子にして、限定販売を行います。 8冊コンプリートで、一枚絵が完成するしかけ本。 モノクロ画面に、マルカフェ文藝部カラー紫を添えた仕様となりました。 お寿司用語で、ムラサキはお醤油。ここでも「紫」、味をきゅっと引き締めさらなる旨味を増すものと… ー マルカフェブログ より引用ー ・お品書き 「こはだ」石川友助  試し読み 「トロステーキ」市川すなお  試し読み 「いか」なかぎりせいじ  試し読み 「ふく」天ケ瀬幹夫  試し読み 「たまご」カフェラテ  試し読み 「サーモン」中川マルカ  試し読み 「カリフォルニアロール」もりせいちる  試し読み 「赤貝」鈴木清涜  試し読み ※「試し読み」をクリックすると、マルカフェブログ内の試し読みページに移動します。 一カン(一冊):300円 一人前(八冊セット):2,000円 一人前をお買い上げいただいた方には箱入り包装します。 ●絶対移動中(スペース:2階イ-62) 「絶対移動中vol.15 猫とにんげん」  主宰:伊藤鳥子さん 表紙デザイン:よしくによしさん 出演:伊藤なむあひさんちの猫・おしりとひるね 文学の世界では猫は人気の高いコンテンツです。 ということで今回は猫の特集号、猫をテーマにした小説を始め、エッセイや論考を掲載しています。 猫、そして猫に関わるにんげんの様子を楽しんでいただければと思います。 ー伊藤鳥子さんのブログ「 適当に遠くまで来た渡り鳥 」より引用ー 絶対移動中さんの新刊PVはコチラです。 サムネイルはまさかの

第18回文学フリマ「挿絵がおおきい物語」2階イ-16に出展

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昨年11月の文学フリマで、拙作「挿絵がおおきい物語」を、 雲上回廊 様のスペースに委託させていただきました。 5月5日開催の 第18回文学フリマ では、個人での初参加として同作品を頒布いたします。 新刊はないのですが、文学フリマ初参加なのでいいかな…と、とてもユルユルな初参加でございます。 個人での新刊はありませんが、私が所属している文藝サークル「 マルカフェ文藝部 」にて、 新作の書き下ろしイラストが発表となります。 マルカフェ文藝部「おすし企画」と題しまして、8名の著者によるオムニバス小説です。 詳細は マルカフェブログ からご覧いただけます。 「マルカフェ文藝部」と「挿絵がおおきい物語」は合体サークルですので、 ぜひ一緒にご覧ください。たくさんのご来場、お待ちしております! 【イベント概要】 第十八回文学フリマ 開催日:2014年5月5日(月祝) 開催時間:11:00~17:00 会場:東京流通センター 第二展示場(E・Fホール)    東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分 ※一般の方は入場無料 主催:文学フリマ事務局 http://bunfree.net/?18th_bun 個人サークル「挿絵がおおきい物語」で、この度頒布いたします本は以下の四作品です。 挿絵がおおきい物語 〜食〜 著者:石川友助/葛城美保子/北大路京介/鈴木清涜/働猫/    中川マルカ/松井崇史/矢野錆助/山崎ササキ/宵町めめ 挿絵・デザイン/なかの真実 200文字以内の「食」がテーマのお話を10名の方々にお寄せいただき、そのお話に挿絵を描きました。 10名の作家による、10の世界。見開き完結の超短編集。 著者はマルカフェ文藝部員や、俳句・短歌を詠まれている方々にご参加いただきました。 普段の創作から感じる作家さんたちの「色」が、この短い物語にも凝縮されています。 挿絵もそれぞれ全く違った世界観に仕上がりました。 サイズ:A6判ソフトカバー(105×148mm) ページ:36P カラー:モノクロ 定価:500円 ーーー ジャンプ! ぶん・え/なかの真実 編集・発行/エンブックス ※ エンブックス公式サイト からもご注文いただけます。 冬が近づくと北極海から南の海へ、数千キロメートル