5月5日 第十八回文学フリマ


初出展してきました「挿絵がおおきい物語」。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました!

〆切後は必ず燃え尽き症候群になってしまうので、3日前のソレを引きずったまま当日を迎えてしまいました。

 が、準備が終わったらご覧のようにノリノリ。こういうイベント時はお調子者の性格で良かったなとしみじみ…。
マルカフェ文藝部との合体スペースとして、頒布していました。
創刊号「棕櫚」表紙絵のTシャツをユニフォームとして、部員皆で着用。11時を迎えると出展参加者一同拍手。
開始直後はまばらだった人並みも、午後になるとだんだん増えていきました。
当日はコミティアと重なっていたので、どうやら一般参加者の人数はいつもより少なかったようですね。
ですが、たくさんの方に足を止めていただき、とても嬉しかったです。

「挿絵がおおきい物語」は去年の10月のコミティアで初頒布した作品ですので、
新刊ではないのですが…一応、こちらをプッシュしたくサークル名も同タイトルに。
しかし頒布数はそう伸びませんでした。去年のコミティアの方が良かったかな。
作品の内容が分かりにくかったようで、ポップ作ったりもっと内容を伝えられるように展示すべきだなと
次に向けての展示方法が浮き彫りになりました。
(次回作、制作開始しました)


何より嬉しかったのが、去年のTokyo Art Book Fairで発表した
「ながい動物の絵本」が、この日やっと完売しました!ありがとうございました!
こだわりを持って作った作品ですので、造本やデザインに注目して見ている方の琴線に、
触れることができたのだと思っています。
末永く愛される本でありますように…。

「ながい動物の絵本」お買い上げの方向けに、A3サイズ紙袋を用意しました。
透明フィルムにイラストを印刷して、貼っただけの即席デザイン。
でも「イイじゃん」と以外と好評でした。次回はコイツを頒布してしまおうかと商売っ気がムクムクと…笑。


マルカフェ文藝部の「おすし」企画もかなり好調のようでした!
「おすし」のネタを8名の筆者がそれぞれ選び、そのネタをテーマにした短編小説企画です。
通るみなさんは足を止めてくれる方が多かったように思います。
バランのしおりや、一人前(8冊セット)など、見せ方に注目していただいたようです。(部長ナイスアイディア!)
今回私は「おすし」の表紙絵を描かせていただきました。8冊並べて一枚絵になる仕組みです。
ですので絵描きの立場からは、ぜひ8作品全て揃えて表紙を並べて眺めてもらえたら…光栄です笑。

店番を文藝部のカフェラテさんにお任せして…
雲上回廊さん、兎角毒苺團さん、西瓜鯨油社さん、平原学さん、
イラストレーターさん繋がりで知り合うことができたchaiさん、
他、文学フリマ非公式ガイドブックで紹介されているサークルさんを回ることができました。
また、私の作品に興味を持っていただいた出展者さんから声をかけてもらうなどもあり、
なんだか次に繋がりそうな出会いもありました。
今回から導入されたWiFiはWEBカタログをiPadで閲覧する際にとても助かりました。
(私はiPadを読書用にしていて、ネットを繋げていないので)
以下、戦利品。





コチラは兎角毒苺團さんのアートブック。(展示のみ)
お話には伺っていたけど、こんなに重厚な作りだったとは!表紙がとっても重いのだ!

そして何故かコミティアでの戦利品も。
コミティアと文フリをハシゴした友人におつかいを頼んで購入してもらいました。嬉しい。超嬉しい。
佐竹さんの漫画は直接買わせていただきました。佐竹さんの漫画が超面白いのでまた後にブログに感想書きます。



17時になりほんわかムードの中、幕を閉じました。
準備から片付けまで、マルカフェ文藝部の方にお手伝いいただき、とても助かりました。
「おすし」企画に向け、滞りなく進めることができたのは、部長・中川マルカさんのおかげです。
ありがとうございました!
文藝部員の皆さんもゲスト参加のもりせさん、天ケ瀬さんもお疲れさまでした!
私個人としては次回作「挿絵がおおきい物語」に向けて、反省点を改善しながら制作を開始しています。
また次の文学フリマでもよろしくお願いいたします!

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