投稿

1月, 2015の投稿を表示しています

ブックフェス 第3回モジノオトにお越しいただき、ありがとうございました

イメージ
「アートギャルリ谷中ふらここ」、「カフェギャラリー幻」、「谷中の家」で同時開催の 「ブックフェス」が無事終了いたしました。 お越し下さいました皆様、誠にありがとうございました。 【展示会】 アートギャルリ谷中ふらここさんでは、猫にまつわる絵の原画を展示いたしました。 印刷物で既ご覧いただいている方が多い中、「やはり原画は違う。描き込みの掠れや、アナログ原画が放つオーラみたいなものが印刷物には反映されないから、原画を見れて良かった。」と直接会場でご感想をいただいた時はとても嬉しかったです。 絵を印刷するってことは、いい意味でも悪い意味でも「平均化」することであるから、原画が持つパワーが薄れるのは仕方のないことだし、それが面白かったりするのだけど、ともお話しされていて、とても濃密な絵についてのお話ができて楽しかったです。 会場には月刊ヤングチャンピオンにて「コトコノコトノハ」連載中の漫画家・ 宵町めめ 先生のカラーイラスト、漫画生原稿ほか、マーブルペーパー、写真、豆本、アートブック、書作品など、7名の作家による様々な媒体の「猫の足音、モジのオト」が展開されていました。小さな会場ですが、濃密な展示空間になっていたと思います。 【朗読会・交流会】 24日の朗読会・交流会は盛況で、ほのぼの楽しく終えられました。 こちらにもお越しいただきました皆様、ありがとうございました。 ぽつぽつご感想いただきましたが、楽しんでいただけたようで、嬉しく思っています。 以下、私の個人的感想。 ●1部 有村行人さん・三糸ひかりさん出演 笙の演奏と、演奏そのものが物語に組み込まれた書下ろし物語、とても素敵だった。BGMではなく物語と繋がっている作品の在り方と見せ方が、新しい表現の形を見せてもらったという感じ。一般的には(私だけかもしれないが)身近でない楽器を扱える有村さんだからこその武器だな、と。笙の音を生で聴いたのは今日が初めて。澄んで遠くまで「視える」空気を生み出す音、というものを体感できたのはとてもよい経験となった。 三糸さんの散文の朗読は、身体に染み渡る読み方で、体温がポカポカしてくる感覚があった。とても「上手い」と思った。三糸さんと有村さんのお話は面白い。お二人の対談を聴いてみたいと思った・笑

宇野亜喜良さんの講義に参加

イメージ
2014年11月某日。宇野亜喜良さんの講義を受講しに行った。 自分用に箇条書きメモ。 ・好きな作家はエドモンド・デュラックと木村荘八。 ・自分の作品は全て取っておいている。捨てない。 ・絵の描き方について。描いた絵をコピーして、更に描き込む。描いているうちにどれが原画か分からなくくらい、描き込む。失敗が最終的によくなったりする。 ・本づくりについて。共同でつくっていることの楽しさが出てくると、本づくりは楽しい。 ・メジャーになる願望がない。マイナーでいたい。 ・毎日仕事場に居る。 ・「イラストレーション」「イラストレーター」という言葉が好き。 イラストレーション≒絵画 イラストレーターは「今の時代」と密接に繋がっている。10年サイクルで絵の流行は巡る。 絵として軽蔑されないよう、丹念に描く時代 ↓ ヘタウマブーム ↓ スーパーリアリズム(永久の美学) ↓ 現代はとくにブームなし? ◆「おおきなひとみ」創作秘話 谷川さんにとって、絵描きは誰でもいい。谷川さんは何でもいい人。何でも面白がる人。 ◆「X字架」創作秘話 タイトルの「X字架」(じゅうじか)の「X」は編集さんによるアイディア。 本編のセックスシーンはどうぼかすか。悩んだ末にああなった。 女の子の胴体が長くなり過ぎてしまったなぁ…とのこと。 ◆いろんな絵本作家の設計図。 ・長新太さん…大きい模造紙などに見開きをサムネイル一覧で描く。 ・すがやさん…ミニチュアをたくさんつくってから、束見本に描く。 ・井上洋介さん…電車の中でメモ帳に描く。 ◆漫画について 少女漫画が読めない。少女漫画はキャラクターのビジュアルが確定していない。次のコマで同じ人物なのに、(心情や情景の変化で)髪色が変わったりする。キャラクターが変化しない少年漫画しか読んでいなかったので、少女漫画の読み方がよく分からない。 他にもメモしたいことはあるのだけれど、公に書くのは憚れるので笑、このあたりで。 谷川俊太郎さんの講義メモはコチラ

絵本屋ティール・グリーン IN シード ヴィレッジさんにて、絵本「ジャンプ!」販売中

イメージ
東急多摩川線の武蔵新田駅から徒歩4分ほどにある、 絵本屋ティール・グリーン in シード ヴィレッジさんで、絵本「ジャンプ!」お取り扱い中です。 ティール・グリーンさんはお茶も飲める絵本屋さん。 入り口が絵本コーナーとなっていて、国内外の絵本がたくさん置いてあります。 海外の絵本は原書もあって、日本とは違う紙質や製本も楽しめますよ。 奥に続く廊下には、ポストカードやカレンダー、レターセットなども販売中。 ザトウクジラのポストカードも販売中です。こちらは2012年に松屋銀座のデザインギャラリー1953で開催された、「私にとってのheart & artの絵本」で描かせていただいたDMのイラストです。ぜひご覧ください。 店内奥は、お茶が飲めるスペースになっています。壁には宮沢賢治の物語を版画にした作品がズラリ。 元々大工さんだった方が作家となり、額もご自身で作られているという。 額まで作品の一つになっている、大作です。 ティール・グリーンさんでは原画展や朗読会、句会やワークショップを定期的に開催されています。 私は土肥あき子先生主催の「コガモ句会」に去年休まず出席しました。 今年も全て出席できるよう頑張りたいです。 今年第一回目のコガモ句会は1月31日(土)開催とのこと。 小学三年生からロマンスグレー漂う素敵な御仁まで、参加されていますよ。 俳句をはじめてみたいという方はぜひ! 絵本屋ティール・グリーン in シード ヴィレッジ 営業時間:火曜〜土曜 11:00〜18:00(日曜、月曜は定休日) http://tealgreen.exblog.jp/ 〒146-0083 大田区千鳥2−30−1 東急多摩川線「武蔵新田駅」より徒歩4分 TEL:03-5482-7871 FAX:03-5482-7872 MAIL:t eal-green@kmf.biglobe.ne.jp

マルカフェ店内で原画展示させていただいております

イメージ
気づけば3点も(!)、店内に飾っていただいております。大変有難いことです。 お食事をしながら、ふと店内の窓際に目を向けていただけると、なかのは喜びます笑。 また、マルカフェ店内に設置されている、レンタルボックスで 「挿絵がおおきい物語 ー巡ー」と「ジャンプ!」を販売させていただいております。 コチラもよろしくお願いいたします。ぜひお手に取ってご覧ください♪ マルカフェは16日〜18日はおやすみ。23日から営業再開とのことです。 Malu Cafe/マルカフェ 金土日の週末カフェ(営業時間 11:00-17:00) http://ameblo.jp/malucafe/ 〒145-0073 大田区北嶺町37-2 東急池上線「御嶽山駅」より徒歩2分/「多摩川駅」より徒歩17分 TEL/FAX:03-6425-8951 MAIL: chef@malucafe.com

第3回「モジノオト」にて原画展示・朗読会・物販に参加します

イメージ
谷中にて、猫にまつわる原画の展示と、朗読を行います。 24日の朗読会では、拙作の小説短編集『挿絵がおおきい物語 ー巡ー』から、 「十五夜舞曲」(働猫著)と、「ここから山」(石川友助著)​の2本の​小説を朗読する予定です。 物販では同じく『挿絵がおおきい物語 ー巡ー』と絵本『ジャンプ!』を販売予定。 朗読会と、交流会参加には予約が必要です。 主宰の伊藤鳥子さん宛にTwitterでリプライかDMをお送りいただくか、 またはお問合せフォームから、ご予約ください。 ・ 伊藤鳥子さんのTwitter ・ お問合せフォーム ※展示・物販会場と、朗読会・交流会の会場は違いますので、以下の情報をご確認ください。 よろしくお願いいたします! イベント名:​「ブックフェス​」 概要:​「猫の街」として有名な谷根千にて行われる文学イベント。3つの会場で同時開催。展示・朗読・文学さんぽ・交流会を行います。  展覧会名:第3回「モジノオト」 テーマ:猫の足音、モジのオト 出展者:​​宵町めめ、なかの真実、伊藤鳥子、三糸ひかり、有村行人、武田若千、伊織、秋山真琴、ほか。​ 会期:●イラスト・手製本・豆本の展示     ​2015年1月17日(土)、18日(​日)​、​24日(土)​、​25日(​日)     12:00~18:30 定休日月曜日     料金:入場無料     会場:​谷中ふらここ2階​        東京都台東区谷中3-18-7         http://yanaka-furacoco.com/    ●​朗読・交流会     2015年1月​24​日(土)     13:30 開場 14:00 開演 18:00 朗読会終了 その後交流会     料金:朗読会 1​,​000円​/交流会 2​,​000円​     会場:​谷中の家​        東京都台東区谷中3-17-11    ●​本やグッズの販売 ​    2015年1月17日(土)​〜25日​(​日)     12:00~18:30 定休日月曜日     料金:入場無料     会場:谷中ふらここ​1​階​        東京都台東区谷中3-18-7         http://yanaka-furaco

年末年始もマルカフェ!

イメージ
ということで、今冬も年越し蕎麦とお雑煮(白味噌ver、透明ver)、お節をいただきました。 味はもちろんのこと、その見た目も美術品の如し。美しい正月料理を味わいました。ウマー。 マルカフェの初営業は今週の9日(金)から。 16日〜18日はお休みなので注意が必要ですぞ! Malu Cafe/マルカフェ 金土日の週末カフェ(営業時間 11:00-17:00) http://ameblo.jp/malucafe/ 〒 145-0073 大田区北嶺町37-2 TEL/FAX: 03-6425-8951 MAIL: chef@malucafe.com 東急池上線「御嶽山駅」より徒歩2分/「多摩川駅」より徒歩17分

新年のご挨拶と2015年の活動について

イメージ
新年あけましておめでとうございます。 旧年中も大変お世話になりました。本年も何卒よろしくお願いいたします。 今年の活動予定ですが、現状で確定しているイベントは4件です。 詳細は別途告知させていただきます。 ①第3回「モジノオト」テーマ:猫の足音、モジのオト 1月17日(土)〜​25日(​日) イラストの展示と本の販売、また、1/24(土)の朗読会では、私も朗読します。 ②日本出版美術家連盟の展覧会 5月下旬〜6月 ③「第二十回文学フリマ」 2015年5月4日(月祝) マルカフェ文藝部として出店予定 ④「THE LIBRARY 2015」 8月4日 (火)~8月15日(土)  尚、今年は文学フリマやコミティア等の即売会には、参加しない方向で考えています。 (マルカフェ文藝部の部員として、また他誌寄稿という形では参加させていただきますが、個人出展はいたしません) 展覧会出展もなるべく控えます。 恥ずかしながら今までコンペに応募したことがなかったのですが、今年からは継続して応募していく予定です。 12月はずっと、来年は何を課題にして活動しようか考えていました。 考えれば考えるほど、2014年は努力せず、成長の少ない一年であったことが浮き彫りになり、 ダウナーな気分のまま年明けを迎えてしまいました。 誤解のないよう補足すると、お仕事やマルカフェ文藝部での関わり、 日本出版美術家連盟に加入できたことなど、自分以外の誰かとの創作やお話などでは、 たくさんの素晴らしい経験と学びをいただきました。 ですが誰の手も借りず、私が自分自身の手でクリアせねばならない課題や問題点などは置き去りにしたまま、 無情にも時は過ぎ、ついに三十代へ突入。現在、自分の不甲斐ない現状に焦っています。 焦ったところで時間は戻らないので、2015年は気持ちを引き締めて、自分に厳しく生活します。 「私の職業は絵本作家です」と胸を張って言えるよう、仕事を手に入れたいと思っています。 厳しい分野なので時間はかかるかもしれませんが、次回作の絵本を出版できるよう創作を頑張ります。