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4月, 2015の投稿を表示しています

【The 5day Art Challenge】4日目

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過去の投稿 1日目 / 2日目 / 3日目 4日目はプライベートレーベルについて。自費出版、同人誌と言われる本です。 ①「ながい動物の絵本」 文・絵/なかの真実 造本デザイン・製本/中村麻由美 サイズ:A3判変形ソフトカバー(105×420mm) ページ:20P カラー:モノクロ 価格:2,000円 これは大学2年生の時に執筆した絵本です。「ながい」をテーマに動物を描きました。深海生物のベニオオウミグモやオナガキジ、アカクラゲなどなど。その作品を2012年に、大学の同窓で造本デザイナーの中村麻由美さんに、造本デザイン・製本をご依頼、制作いただきました。新装版となり画集として販売中です。興味ある方はぜひ!(←宣伝) 中村さんのお仕事は「伝統×デザイン」という印象を持っています(←個人的に)。本が持つ歴史的な美しさと現代の感覚と、美しく融合されたアートワークをされているなぁと、惚れ惚れしています。いやほんとスゴいっす。全て手勢本とのことで、その職人ワザにも圧倒されます。 定期的にワークショップを開催されている模様です。 情報は中村さんのTumblrまで! http://mayuminakamurapw.tumblr.com/ フリーマガジンPARTNERで、中村さんのインタビューが掲載されております! 第1話  https://partner-web.jp/article/?id=91 第2話  https://partner-web.jp/article/?id=110   ②挿絵がおおきい物語シリーズ 「ー食ー」 「留守がちなおじさん」石川友助著 「宇宙を喰らふ」鈴木清涜著 著者:石川友助、葛城美保子、北大路京介、鈴木清涜、働猫、中川マルカ、松井崇史、矢野錆助、山崎ササキ、宵町めめ 企画・編集・デザイン:なかの真実 判型:文庫サイズ、ソフトカバー、36ページ カラー:モノクロ 価格:500円 書籍の装丁や挿絵を描きたくて始めた個人企画です。200文字以内の「食」がテーマのお話を10名の方々にお寄せいただき、そのお話に挿絵を描きました。10名の作家による、見開き完結の超短編集。著者はマルカフェ文藝部員や、俳句・短歌を詠まれている方々にご参加いただきました。

【The 5day Art Challenge】3日目

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過去の投稿 1日目 / 2日目 3日目は仕事絵をご紹介させていただきます。 ①お花屋さん back to Nature様 HPトッページ 2014年8月に東急東横線・多摩川駅最寄りのお花屋さん「back to Nature」様が、オープンしました。 そのHPのトップページイラストを描かせていただきました。 オーナー様が好きなお花、ポピー・クリスマスローズ・スノードロップの3種を描くこと、 花屋だけれど自然に生えている風景から、インスピレーションを受けていらっしゃっていること、 などをふまえて描かせていただきました。 【back to Nature】 OPEN:11:00~19:00 定休日:火曜日、不定休 東京都大田区田園調布1-55-20 多摩川駅から徒歩3分 http://www.backtonature.jp/ ②紅茶ブランド Le Monde d' Alice様 ラベル セイロンティー専門店「Le Monde d' Alice(ル・モンド・アリス)」様の 紅茶のパッケージ用ラベルを描かせていただきました。 この一枚の絵から、様々な茶葉のパッケージに合わせ、デザインが展開されています。 スリランカの高級茶葉から厳選した、雑味の無い最上のセイロンティーを取り揃えられています。 女性的、品性、繊細、美しさ、を強く意識して描きました。 ほぼ息を止めて描いていました。 【Le Monde d' Alice】(ル・モンド・アリス) OPEN:11:00 - 18:00 定休日:土日祝日 東京都目黒区碑文谷2-21-6キャッスル共進ビル2F 学芸大学駅から徒歩8分 http://www.lemondedalice.jp/ ③ワンピース専門店 透明マニラ様 10周年記念テキスタイル ノスタルジック&ガーリーなワンピースショップ『透明マニラ』様が2015年、10周年を迎えられました。 10周年を記念しまして、透明マニラ様がオリジナルのテキスタイルを制作。 そのイラストを描かせていただきました。 ご依頼内容は「昭和の黒電話・受話器部分が動物・10周年記念のロゴ入り」というものでした。 モ

マルカフェ文藝部 5/4(月祝)文学フリマ東京出店

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第二十回文学フリマ東京に、マルカフェ文藝部は出店します。 今年は個人サークルとしては出店せず、文藝部員としてのみの参加となります。 <会場情報> 第二十回文学フリマ東京 スペース:1F/D-36 日程:2015年5月4日(月祝) 11:00~17:00 会場:東京流通センター 第二展示場 ー <新刊情報> マルカフェ文藝部/新刊「えんにち」 企画:マルカフェ文藝部 発刊:2015年5月予定 価格:各号定価600円/上下巻セット販売価格1,000円 ◆上巻「えん」 収録作品 「うさぎ/ダッチウサギのメド」市川すなお 「風船ガム/みんなワクワク? バブルガム屋台!」カフェラテ 「リンゴアメ/Paradiesapfel」中川マルカ 「ハニーカステラ、キャラメルポップコーン」もりせいちる 作品解説はマルカフェブログまで→「 マルカフェ文藝部「えんにち」/収録作品概要1 」 ◆下巻「にち」 収録作品 「射的」石川友助 「小鳥の占い/ヤマガラの御神籤引き」くりまる 「ふろくや」なかぎりせいじ 「お面/燭陰の面」津川智宏 作品解説はマルカフェブログまで→「 マルカフェ文藝部「えんにち」/収録作品概要2 」 今回も表紙絵を担当しました。表紙絵メイキングを作成しましたので、併せてご覧下さいませ。 マルカフェ文藝部「えんにち企画」表紙絵メイキング  ラフ編 / 清書編 「えんにち企画」に際して、マルカフェでお面ワークショップが開催されました。 先生は北九州を拠点にご活躍されている、オカザキトモノリ先生です。 お面ワークショップ「めんにち」参加しました

お面ワークショップ「めんにち」参加しました

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グラフィクデザイナー岡崎友則さんによる、お面をつくるワークショップが マルカフェ文藝部「えんにち」 連動企画として開催されました。 もちろん私も参加しました! 雑誌やカレンダーやフライヤー、岡崎先生にご用意していただいた、いろんな色を乗せた紙を使って、 切って貼って、お面を作りました。 私のお面はこんな感じ。 けっこう性格が出るようで、めちゃ大きかったり、はみ出していたり、たくさん重ねていたり、怖かったり… 実は本人の内面が出ていたりするのかもしれません・笑。 考えずにカタチにすることって普段はほとんどないので、とても新鮮で楽しかったです。 そして何故かスカッとしました・笑。ストレス発散になる感じ。 最後はお面を装着して、皆で記念撮影。岡崎先生ありがとうございました! 岡崎先生については、マルカフェブログにご紹介されています。 オカザキデザイン「小倉グラフィック」/岡崎友則さんへのラブレター、フロム「東京のカフェ」 岡崎先生のお仕事は、HPからご覧いただけます。 OKAZAKI DESIGN OFFICE

マルカフェ文藝部「えんにち企画」表紙絵メイキング【清書編】

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【ラフ編】 の続き ⑥清書する ラフOKをいただいたら、清書にとりかかる。 1)ラフをA3用紙にプリントアウトする。 2)ラフの上に清書用紙(KMKケント・A3サイズ)を重ね、上部をマスキングテープで留める。 3)トレース台に乗せ、アウトラインをトレースする。ペンは コピックマルチライナーの0.03 を使用。 3)アウトラインをとったら、トレース台から外し、描き込んでいく。  →  4)着色する。周囲の黒バックはアクリル絵具、赤と紫は透明水彩で塗る。 ラフを見ながら着色する。頬はティッシュを丸めたものに、絵具を付けて、ポンポン叩くように色をつける。 6)着色完成。乾いたらスキャンする。 ⑦色調補正 Photoshop「レベル補正」で黒いところは黒く、白いところは白く補正する。 補正前  →  補正後 補正前  →  補正後 一括で補正すると、補正がかかり過ぎる箇所が出て来る。補正をあまりかけたくない箇所は、マスクをかけて除く。 ※唇の部分だけ、ぼかしながらマスクをかけて、補正がかかり過ぎないようにしている。  →  ⑧ラフ画像を清書画像に差し替える Illustratorで組んだ表紙デザインで配置していたラフ画像を、清書画像に差し替える。 文藝部の掲示板に提出し、部員の皆さんにご確認いただく。 ⑨再度校正 裏表紙に誤字があったので、修正。 「ひょっとこ」「おかめ」両方とも黒バックであるのが重く感じられたため、 「ひょっとこ」のみ白バックに変更。修正デザインを再提出。 ⑩再校 最終OKをいただいたら、入稿データに変換、文藝部共有フォルダにデータをアップロードする。 表紙校了。 ◆◆◆ ちなみに…裏表紙はちょっとラクした。 ネットから適当に拾った提灯画像を加工して、配置。デザインを組む。 黄色提灯と赤提灯と、提灯を掛ける棒のみ清書する。 下書きも何もせず、一発描き。ちょっとしたズレは、アナログ絵の妙ということで…。 清書を取り込んで、Photoshop上で提灯を複製。 Il

マルカフェ文藝部「えんにち企画」表紙絵メイキング【ラフ編】

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①打ち合わせ マルカフェに行った時に、部長の中川マルカさん、石川友助さんと、どんなビジュアルにするか、 時にはご飯を食べたり、時には格闘技番組を見ながら(!?)話し合う。 ※部員全員による全体会議は年に2回くらい。 毎週日曜夕方から部長、副部長の市川すなおさん、友助さんの3人で行われている文藝部会議では、 お互いの作品の感想交換や、文学賞候補作品の批評などで、白熱されている模様。 (私は全く参加していない) ②ラフを描く だいたい実寸か、実寸の1/2サイズでラフを描く。今回は実寸で描いた。 この時に、どのあたりにタイトル等文字情報をレイアウトするか、考えながら進める。 ③デザイン  A   B  C   D ラフをスキャンし、Photoshopでざっくり色をつけていく(清書では絵具で着彩)。 その後、Illustratorで表紙デザインを組んでいく。 ラフを描いていた時に思い浮かべていたレイアウトを組んでみたら、ちょっとイマイチ(D案)。 今回は上下巻の2冊セットの体裁、2冊横に並べて販売することから、 タイトルは横位置がいいのでは?と、横位置で組んでみたらアラいいかんじ。 ④部員全体に確認・校正 タイトルレイアウト4案のラフを提出。文藝部掲示板に投稿し、部員の皆さんから意見をいただく。 友助さんから、「おかめの目に紫のアイシャドーを入れてみては」と、 森瀬一琉さんからは「頬の赤みはもっと大きい方がよさそう。紫をイメージカラーに据えたい。」など、 具体的なアイディアをいただく。 ⑤ラフ修正・再提出 部員の皆さんからいただいた意見を元に、多数決でC案デザインに決定。 また、ビジュアル面についての具体的な意見を取り入れ、ラフを修正・再提出。 【清書編】 へ続く