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Tatsuya Kegai様の名刺制作

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ロシア・旧ソ連のアンティークの販売をされている「 рынок времени (ルィノク・ヴレメニ)」の代表、Tatsuya Kegaiさんの名刺を制作させていただきました。ルイノク・ヴレメニは"時の市場"という意味、とのことです。インスタグラムから、商品をご覧いただけます。 https://instagram.com/rynok_vremeni/ 名刺に使用しているイラストは、先月開催しておりました「 JPAL紀伊國屋展2015 第1週時代物/美人画 」に出展した『女と蛇』のイラストです。 ケガイさんと初めてお会いしたのは、2013年に写真企画ホトリで開催されたグループ展「 latenight daydreaming 」でした。アクセサリーブランドを運営されている大塚さんご夫妻との繋がりで、こちらの展覧会に伺ったのですが、その時にケガイさんとご挨拶させていただいたのです。 この度、展覧会にお越しいただけるキッカケになったのは、i nstagram に美人画の制作風景をアップしているのを、ケガイさんに気にしていただけたからのようです。実際に展覧会で原画をご覧いただきながら、名刺にこの絵を使いたいとその場でお話いただきました。 「ルィノク・ヴレメニ」は毎月第4日曜開催されている「赤坂蚤の市in ARK HILLS」にご出店されているとのことで、日本でも商品を購入することができますよ!私はまだ赤坂蚤の市に伺ったことがないので、この夏に行く予定です。 https://www.facebook.com/AKASAKA.NOMINOICHI?pnref=lhc また、ケガイさんは写真家としても活動されていらっしゃいます。その活動記録はWEBでご覧いただけます。 HP: цвет времени instagram: https://instagram.com/tsvet_vremeni/ 新境地開拓を目指して、美人画を描いて本当によかったです。何事もやってみなきゃ分からないですね!ただ描いて終わるはずのイラストを、こうして気に入っていただけて、更に名刺イラストに選んでいただけて本当に光栄です。 ケガイさん、誠にありがとうございました!!

マスク展を見た

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東京都庭園美術館で開催された「 マスク展 」を見に行った。 会期:2015年4月25日(土)–6月30日(火) 会場: 東京都庭園美術館 (本館・新館) 民族資料(資料と言うと語弊がありそうだけど、なんと言えばいいのだろう?)に触れると「なぜ人間は創造するのか」という、永遠に解けそうにない問題の解答が得られそうな気がする。気がするだけ。信仰している宗教はないし、信仰心なんてこれっぽっちもないけど、それでも「祈りを捧げる」という行為はとても美しいと思う。 死者の魂に、食べ物を与えてくれる大地に、生きている私たちに祈りを捧げる、その儀式のために作られた道具がアートになる。現代でも生活のあちらこちらにアートが転がっていると思うけど、私はなかなか気付けないでいる。 人類が初めて創造したアートは「歌」だと勝手に思っていて、そのあとに「踊り」、それらの記録を残すために「絵」が描かれるようになった…と、なんのソースもなくそう感じているんだけど、実際どうなんだろう?死を認識したとき、祈るために宗教が生まれて、宗教から芸術が創造されたという説に共感しているから、勝手にそう思っているんだけど。 マスクについて全然語ってねーじゃねーかって感じですが、約200年前から現代までのマスクを約100点が飾られていて圧巻だった。それらのマスクについての詳細な情報はあまりなく、民族資料をアートとしての側面から展示するため、博物館的にならないよう情報は削ぎ落としたのだろうと解釈。洗練された内装もあって、とても美しい空間だった。