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12月, 2015の投稿を表示しています

公募『日本挿絵大賞2016』創立

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私が所属する日本出版美術家連盟が主催の公募『日本挿絵大賞2016』が創立されました。 入選者は“JPAL紀伊國屋展2016〜第4週公募作品展/日本挿絵大賞”において展示、 さらにJPAL初の海外展示・販売イベントである“JPAL 紀伊國屋展2016 in NEW YORK”に出展することができます。 募集詳細は2016年2月1日(月)に発表。 エントリー受付期間は2016年2月15日(水)〜3月15日(火)です。 資料請求は以下リンク先の特設ページ内「資料請求・お問い合わせ」より、ご連絡をお願いいたします。 日本挿絵大賞2016(特設ページへ)

KazuTabuさんの個展「re・sur・face」を見た

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シェリールカブレ で開催中の KazuTabu さんの個展「re・sur・face」を見に行った。マルカフェ美術部の後にKazuさんとトモエさんが行くというので、私もちゃっかりついて行った。羊の絵が年内で入れ替わるらしいので、行けてよかった! Kazuさんの絵は、私の今まで凝り固まっていた固定概念とか、先入観とか偏見を打ち砕く作品だった。色が優しくて、質感が生々しいのにグロさはなくて、建造物のなかにドーンと存在するヒトのカタチをした生き物があって(あれはヒトではなくヒトのカタチをした自然物なんだと思う)、不可思議で暖かさのある広い空間がとても心地いい。フワフワ浮遊する動物たちが気持ちよさそうで、羨ましくなった。強い色や鮮やかな色がないのに(本当はあったのかもしれないけど、そう感じなかった)、なんでこんなに豊かな色彩なんだろう。 私はデジタル絵画に偏見を持っていて、なぜならそれらはどこかしら誰の絵もタッチが似ているのと、これまた似たような漫画みたいな絵が多いことが偏見になっていた。単なる好みの問題ではあるんだけど、アナログ至上主義で頭の固い自分には、いかにも「photoshopで描きました!」という画材の主張が強すぎるのが、目がチカチカして苦手だった。(ペン画を描いている自分は、いかにもペンで描きました!という絵を描いておきながら)一見、そういう絵が多いから、デジタル絵画はそういうものなんだと思い込んでいたけど、この日、間違った認識でいたことに気がついた。見た瞬間、絵の中の空間に連れて行ってくれる作品は、見ていてワクワクするし、ぼんやりとした幸せに包まれる。画材や技法は正直、見ている側には関係ないと思う。自分は制作過程とか何を使って描いたんだろう?と考えるのはあとでよくて、まずは目の前にある唯一無二の世界に浸っていたい。そんな風にさせてくれる作品と作者であるKazuさんに出会えてよかった。デジタルデータは、版画でいう「版」と同じようなものと思っているというKazuさんの考えも伺えてよかった。この回答はとても納得した! シェリールカブレは、ご飯もお酒もとても美味しかった!KazuさんとYuさんと、ギャラリー「Unica」のトモエさんと旦那さんとで、いろいろお話を伺ったり語ったりしてとても楽しい時間を過ごした。お店のマスターも店員さんも

マルカフェ美術部 第四回開催!

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月に一回開催される、アートを実践し楽しむマルカフェ美術部。第四回を開催しました。 ーーー テーマ「リレー作画」 【概要】 ●日時 12月21日(月)12:00-13:30(制作)/13:30‐15:00(講評) ●場所 Malu Cafe (マルカフェ) ●内容 一曲毎に描き手を交代しながらの共作、リレー作画。音楽に合わせて画を描き、リレー形式で作品をつくりあげていきます。制作中、好きな楽曲をおかけいただくことも可能ですので、ご希望の方は音源をご持参ください。 ●会費  ①制作のみご参会:1,500円/名様(ワンドリンク、税込) ②制作・講評参加:2,500円/名様(ワンドリンク、お食事、税込) 1.画材などについて ①使いたい画材は、各自ご持参ください。パステル、コンテ他、速乾性のあるもの推奨です。 ②部長に、模造紙、色鉛筆、カラーペンなどをご用意いただきます。 ③ビニールシートなどは、マルカフェでご用意します。 ④エプロン等お洋服を守る道具は、各自ご持参ください。 2.ご飲食について ・参加費に含まれるワンドリンクは、ご制作中にもご利用いただけます。 ・ドリンクの追加オーダーは、随時お承りしています。 ・お食事は、講評時にご用意します。 ーーー KazuTabu さんのアイディアで決定した「リレー作画」。みんなで一枚絵を描いてみたいと話したら、Kazuさんからアメリカ在住時代に、音楽を流しながら一曲ごとに描き進めていく作画をしたことがあると教えていただき、それをやってみよう!ということになった。 今回の参加者は KazuTabu さん、工房&ギャラリー「 パンタレイ・クラフト&アーツ 」の武藤麻衣さん、ギャラリー「 Unica 」のトモエさん、イラストレーターのフントン、しーのさん、作家のくりまるさん、友助さん、マルカさん。そしてそして!!今回はスペシャルゲスト、ミュージシャンの 保利太一 氏が登場!!!! 模造紙2枚をつなげて大テーブルに広げる。画材は速乾性のあるマジック、またはパステルなど水気のない画材を使用。まず一曲目は長めの曲でやった方がちゃんと描けるし、体も気分もあったまるからとKazuさんの助言により、8分ほどある曲をかけた(私のiPhoneから巡音ルカのfilozofio

DISEGNO ディセーニョ/クロッキー会 第三回

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12月14日にDisegno ディセーニョ/クロッキー会 第三回目が開催された。今回のモデルさんは彫刻のクロッキー・デッサンのモデルをされている方だったようで、手先足先の動き、体の伸ばし方縮め方、ポーズがとても素晴らしいモデルさんだった。「さぁ描けるもんなら描いてみろ!」とモデルさんの方から挑戦状を叩きつけられているかのようで、「難しい問題」が目の前にあって、それを我武者羅に解いていく…みたいな、なんだか戦いのようだった。(←あくまで私個人のハナシ) 前回は顔が全く描けなかったので、今回はちゃんと描くぞ!と決めて取り掛かりる。描きながら気付いたんだけど、私は頭を小さめに描いてしまう癖があるようで「全部頭が小さくなってしまうんです…。」と、休憩中に岐部先生にお話したところ、「多少のデフォルメはあっても問題無い(物理的におかしい骨格にしない限り)。自分の描きたいように描くことはいけないことじゃない。」とコメントをいただき、その後のクロッキーではあまり考えすぎずに、運動するかのようにただ手を動かした。 クロッキー会の後は12月ということもあり、行ける人だけでプチ忘年会。お酒を飲みながら、そこでも改めて岐部先生、星先生にクロッキーをご覧いただき、コメントをいただく。 ・影のつけ方に立体感が足りない。実際はもっと胸を張っていたのに、猫背に見える。 ・首から足が着いている地面まで、直線で繋がってなければいけないところが斜めに歪んでいる。この歪み方では実際に立つことはできない。見たままを描くけれど、論理的に人体骨格を理解しながら冷静に描く必要がある。 顔を描くことは今回実行できたので、次回はズレのない骨格を描くこと!が目標。 ◆◆◆ Disegno ディセーニョ/クロッキー会 第四回は、2016年1月30日(土)15:30-18:30。 日本出版美術家連盟会員以外の方も参加できます。興味のある方はぜひお声掛けください。 【Disegnoについて】 日本出版美術家連盟は昭和23年出版美(現在の日本出版美術家連盟)を創設した故岩田専太郎の精神と伝統を受け継ぎクロッキーを通じて「画家の命」でもあるデッサン力を高め、自分を見直したい方、日々の研鑽をつみ高みを目指したい方、ぜひご参加くださいませ。 デッサン力という自由な翼を手に入

日本出版美術家連盟の大忘年会

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12月16日に日本出版美術家連盟の大忘年会が開催されました。 JPAL会員はもちろん、日本理科美術協会、日本児童出版美術家連盟、日本ワイルドアート協会の皆様、 出版編集者、作家、イラストレーターなど、たくさんの方々にお越しいただきました。 とてもディープでアツい交流会でした。 「第46回日本出版美術家連盟展」の授賞式も行われました。 大賞…細川武志 優秀賞…田川秀樹 浅野賞…なかの真実 濱野賞…暁 マルカフェ文藝部編集長・中川マルカさんと。 夏の展覧会に出展した「鳥渡る瞬きの間に遥か西」が選ばれました。 誠にありがとうございました! 来年もよい作品を発表できるよう、頑張ります!