マルカフェ美術部 第七回開催



月に一回開催される、アートを実践し楽しむマルカフェ美術部。第七回を開催しました。
なるべく簡潔に書きたいとは思いつつ、今回も長文です。

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テーマ「マルカフェで踊る人を描いてみよう」
マルカフェに、ダンサー平多理恵子さんが降りたちます。
【概要】
●日時 4月24日(日)16:30-18:00(制作)/18:00‐19:30(講評)
●場所 Malu Cafe (マルカフェ)
●会費 
①制作のみご参会:1,500円/名様(ワンドリンク、税込)
②制作・講評参加:2,500円/名様(ワンドリンク、お食事、税込)

1.画材などについて
①使いたい画材は、各自ご持参ください。
②ビニールシートなどは、マルカフェでご用意します。
③エプロン等お洋服を守る道具は、各自ご持参ください。

2.ご飲食について
・参加費に含まれるワンドリンクは、ご制作中にもご利用いただけます。
・ドリンクの追加オーダーは、随時お承りしています。
・お食事は、講評時にご用意します。

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去年から「ダンサーを描いてみたい」となんとなく、マルカさんと話していたら、なんと実現してくれました!しかも超一流のモダンバレエダンサー・平多理恵子さんにモデルになっていただきました。
平多理恵子さんのプロフィール

しかし、私は一度もダンスクロッキーを描いたことがないので、指揮をとる自信がなく…そこでクロッキー会Disegno代表、岐部たかし先生に取りまとめをお願いしていました!クロッキー歴50年、過去にバレエダンサーを何度も描いたことのあるという岐部先生は百戦錬磨。お願いしたところご快諾いただき、当日を迎えました。

平多さんには3種類ほどの衣装と、踊る際にかける音楽CDをお持ちいただきました。しかし岐部先生曰く、クロッキーの衣装は白が良いとのことで、何も知らない私はそのことが頭になく、当日になってそうだったのか…と知りました(クロッキーのような短時間制作では衣装の柄を描く時間がない、陰影が一番捉えやすい衣装は白だからとのこと)。日々勉強です。申し訳ありませんでした…。

「すでに踊ってきたので、アップはできています。」とのことで、16:30になるまでに軽く試しに踊っていただいたり、固定ポーズの調整をしてみたりします。打ち合わせをを終え、開始時刻の16:30が近くなってきたら、メニューが決まりました。


打ち合わせ中。




ダンスはマルカフェチャンネルに動画がアップされています。





20分ダンスクロッキー/15分固定×2回/10分固定×2回(間に5分休憩を挟む)
以上のメニューで85分間クロッキーを描きました。

平田さんが呼吸を整えて、すごくゆっくりとした動きで片足を上げた瞬間に、建物内の空気が変わりました。音楽は鳴っていたはずなのに「真空」だったような気がして、平多さん以外の動物は生命活動が停止しているのではと思ってしまうような、圧倒的存在感でした(なんかウマく言えない)。しかし、ボーッと見とれている場合じゃない!今日は描くために来たのだ。さぁ描こう。と、思っても描けない。目と手と動きが全く追いつかない。私はただワタワタして何もかけずに20分が過ぎてしまいました。


中央、岐部先生。指先足先の一瞬の動きを捉えています。なぜ見えるのだ…。
下、しーのさん(見切れてゴメンなさい)。腕と首の動きの軌跡が描かれています。

KazuTabuさん。躍動感そのまま!スカートの質感や動きが抽象化されているのにリアル。最高にクールだ!!

カフェラテさん。ダンサーならではの筋肉をクレヨンで大胆に描写。

くりまるさん画。迷いのない一本の線で、髪やスカートの曲線が美しく描かれています。


 
なかの画。どうしたらイイのか、戸惑ってる感、凄まじい…。あぁ…。



5分休憩を挟み、固定ポーズに移ります。最初の固定ポーズは、ダンスクロッキーで終了間際に、平多さんがスカートの裾を取る動きをしたのを、岐部先生が「イイね!そのポーズで次行こう!」と決まりました。このライブ感は普段なかなか味わえません。

なかの画。うーーーん。これは、マズイ。難しい。


肘掛け椅子に、腰掛けていただきます。ただ座るだけで美しい。
姿勢と指先足先が普通の人間とは全く違います。

右、岐部先生画。

なかの画。


この後ろ姿!まるで映画の一場面。

KazuTabuさん画。

なかの画。

座りポーズ。背中の曲線が素晴らしい。

なかの画。

私の絵を知っている人は、よくご存知だと思いますが、私は本当にドローイングが苦手で。じっくり見てじっくり描くことは、パニクらずに行動できるのだが、一瞬を捉えて、一瞬を描こうとすると脳がパニックを起こす。何度も挑戦することで、なんとか克服できたらイイなぁと思う。果たしてできるのか、一生無理なのかは分からないけども。


あっという間に終了。作品を撮影して、お楽しみのご飯タイム。前回の「マルカフェの店長(チワワ♂)を描いてみよう」で後半にご参加された、北九州の和牛専門店「竹藩」の大将、佐竹さんからの差し入れでビーフカレーとイノシシ肉をご馳走になりました!ビーフカレーは一口目は甘く感じたのですが、食べ終わる頃には辛さを感じてきて、後からじわじわキました。すごくコクが深く、季節の新鮮なお野菜もあって、とーっても美味しかったです!!!!カレー好きの私にはたまりません。イノシシ肉はマルカさんの手によって燻製に。赤身っぽい脂の少ない感じと、噛めば噛むほど味が出てくる感じ。ほんのり獣っぽさもあり、初イノシシを体験しちゃいました。美味しかったです!
個展の差し入れに伊織さんからいただいた白ワインは、とてもフルーティーでガバガバ飲んじゃいました。ごちそうさまです!それに加えてマルカフェさんから「獺祭」も出していただき、特別なお猪口で特別な日本酒をいただく…。ちょっとした宴会気分に。






そんな中、岐部先生から「若い作家に質問したいことがある」ということで、「絵」について、絵を「描く」ことについて、割と突っ込んだ話に展開し、皆さんが日ごろ口に出さないであろう、深いご意見も聞くことができました。私は酒が入って気が大きくなってしまい、とんでもなく増長した発言をしてしまったと、酔いが覚めて数日経った今でも悶絶しています。ヤベェ。酒が入っていたので許してくださいと言っても、逆に酒が入っていたから本心だろと言われればそれまでで。後の祭りってやつです。そんなこんな楽しく(?)時間は過ぎて行き、解散。平多さんは次回開催について前向きに思っていただけているようなので、またいつかダンスクロッキーが開催できたらいいな!と思っています。


岐部先生が帰り際に、平多さんを描かれていました!その絵をプレゼント。
平多さん、岐部先生、本当にありがとうございました!


最後に個展の絵の片付けをしていたのですが、ちょっと酔っていたので、中途半端に片付けたまま、マルカさんとマスターとKazuTabuさんと獺祭を飲みながらお喋りしていました。ああ〜めちゃ美味かったなぁ。個展も無事終了したし、念願のダンスクロッキーも終え、うまい酒を飲み、談笑する。最高の一日でした!

●マルカフェブログによるレポート
http://ameblo.jp/malucafe/entry-12153906451.html

次回第八回は「マルカフェの裏側で描いてみよう」ということで、御嶽神社で写生大会を行います。