マルカフェ美術部 第八回開催



月に一回開催される、アートを実践し楽しむマルカフェ美術部。第八回を開催しました。
今回は初の写生をしました。

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テーマ「マルカフェの裏側で描いてみよう」
御嶽神社境内で、初夏のスケッチをたのしみます。

【概要】
●日時 5月23日(月)12:00-13:30(制作)/13:30‐15:00(講評)
●場所 Malu Cafe (マルカフェ)

●会費 
①制作のみご参会:1,500円/名様(ワンドリンク、税込)
②制作・講評参加:2,500円/名様(ワンドリンク、お食事、税込)

1.画材などについて
①使いたい画材は、各自ご持参ください。
②エプロン等お洋服を守る道具は、各自ご持参ください。
③屋外での作業を予定していますので、日焼け、虫よけ対策もお忘れないように。

2.ご飲食について
・参加費に含まれるワンドリンクは、ご制作中にもご利用いただけます。
・ドリンクの追加オーダーは、随時お承りしています。
・お食事は、講評時にご用意します。
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今回はマルカフェの裏にある御嶽神社を描きに行きました。実はマルカフェ美術部発足当時から、暖かい時期になったら写生をしたいと言っていたので、やっと描ける!という気持ちでいました。当日は暖かいというより、30度の真夏日だったので、激アツでしたが…。




いつもより30分早めにマルカフェに集合。必要な荷物だけを持っていざ御嶽神社へ。数分の道のりですが、なんだか遠足気分。事前にマルカフェさんが御嶽神社へご挨拶いただいていたので、滞りなく始まりました。まず参拝し、それぞれ神社内を歩いて回り、描きたい構図を見つけたら参拝者の邪魔にならない位置について描き始めます。画材は今回も自由で、水彩、パステル、鉛筆、ペンなど自由です。日陰を見つけて描いていたのですが、たった90分の間に日の位置は結構変わるもので、日陰がなくなってしまい、終盤はガッツリ日光を浴びながら汗だくで描いていました。





90分作業したら、神社にお辞儀をしてマルカフェに帰ります。作品の写真撮影を終えたら、ご飯タイム!今回のメニューは遠足に持って出かけるようなご飯をということで、サンドイッチとクラムチャウダースープと、サラダ。チキンにジャガイモ、豆、チーズ、ツナ、タマゴの種類も具も盛りだくさんサンドイッチをたらふくいただきました。クラムチャウダースープはさっぱりしているのに魚介のダシがよく出ていて、汗をかいた後の体にとても染み入りました。


マスターは色を着けるつもりはなかったけど、途中で着けたくなったらしく、私の水彩でアジサイに色を乗せていました。そのあと神社内の泥や苔やタバコの灰で着彩したとのこと。さすがマスター。人が思いつかないことを気軽に実践する!ちなみに苔は色が着かなかったそうです。


KazuTabuさんは毎回かっこいい作品を見せてくれるのですが、今回も本当に素晴らしく、神社の裏側の木の彫刻を愛嬌たっぷりに描いて、色のつけ方もフェードアウトの仕方が空間的というか空気のようで、見たものを自分のフィルターを遠して別の表現に落とし込む、つまり「つくりこみ方」がハイセンス。


くりまるさんはいつもカラフルな作品イメージでしたが、今回は鉛筆一本のモノクローム。線の力強さが特徴的なくりまるさんの絵が、色がないと男性的に見えました。歴史ある神社の荘厳さが表れています。


しーのさんは「いつも輪郭をはっきり描かないから、今回はハッキリ描いてみたかった」とのことで、ミリペンと水彩を使用。輪郭がハッキリすることで、いつものしーのさんの絵とこれまた違った印象!建築関係のお仕事されているしーのさんは、やはり空間を描くことが正確で、地面の石畳のしっかりした作りが表現されています。


めめさんもいつもと違ったファウンデーションのようなパステルを使用。しかし色調は宵町節が効いていて、めめさんが描く幻想的な世界観が感じられました。中央の参拝者が光の中に居るように見えて(正確には参拝者の向こう側が太陽の光燦々)、そこがとてもいい。さりげなく描かれた参拝者が、物語の主人公のように見えました。


 マルカさんはご飯の準備があるので、先にマルカフェに帰られましたが、いつも見ている狛犬を描こうと思ってやっぱやめたとか、そのあとは神社を描いたとか(すみません、ミーアキャット的な狛犬の記憶が強くてあと何を話していたか忘れた…)。いつも見ているのに、いざ描こうとすると全く違うものになってしまう、見たまま手を動かしているのにそうならないと言っていて、これは私も常日頃思うことで、見ているのになぜココとココがズレるのか、と頭を捻りながら描いているのでとても共感しました。


私ですが、単に紙を小さく切るのを忘れたのですが、いつもと違って大きく大胆に手を動かせたのは良かったなと思いました。新緑が美しいので、緑だけを使って描くということだけ決めて、あとはあまり考えずに描きました。鉛筆の線はなんとなく、ガブリエル・バンサンみたいな緊張感のあるオシャレな線にしたいと思ったけど、そうもいかず。スケッチやクロッキーは「オシャレ」に描くことが理想なんだけど、どうしても泥臭いというか芋くさいというか、洗練さがないところが自分の絵に対する不満です。いつか「オシャレ」に描くことができるだろうか。たぶんコツがあるんだと思うけれど、まだ見つけられない。

外で絵を描くことは学生の時以来で、太陽の動きの早さや陰影の移り変わり、強い日差しの中で見続けると鳥目になること、普段絵を描く時に「時間」を意識しないので(これがプロ意識がないと言われる所以なのだが)、没頭してチビチビねっとり描くのが好きなんですが、写生はイヤでも体に「時間の経過」を覚えさせられて、それがなぜか心地よかったです。風が気持ち良かったのもあって。マイナスイオンを浴びて心身ともにリフレッシュされたような写生会でした。




●マルカフェによる美術部レポート
http://ameblo.jp/malucafe/entry-12163384380.html