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7月, 2018の投稿を表示しています

新島実と卒業生たち ―そのデザイン思考と実践 1981-2018

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新島実と卒業生たち ―そのデザイン思考と実践 1981-2018 http://mauml.musabi.ac.jp/museum/archives/11828 9月は原画展の他にもうひとつ企画展に参加します。 大学時代にお世話になりました新島実先生が、来年の3月をもちまして視覚伝達デザイン学科教授をご退任されます。 本展では、新島先生のポスター、造本、CIなど代表作品と、新島ゼミ卒業生の作品を一堂に集め展示します。 私は2016年11月にリニューアルオープンされた神奈川県大磯町立「大磯町郷土資料館」常設展内グラフィックイラストの原画を出品します。サインとして使用されているイラストパネルは資料館に常設展示されていますが、原画展示は今回が初となります。 ★神奈川県大磯町立「大磯町郷土資料館」  常設展内グラフィックイラストの詳細について http://njet2.blogspot.com/2016/11/blog-post.html 【展覧会概要】 会 期|2018年9月3日(月)-9月29日(土) 休館日|日曜日、祝日 ※9月17日(月・祝)、24日(月・休)は特別開館 時 間|10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館) 入館料|無料 会 場|武蔵野美術大学美術館 主 催|武蔵野美術大学 美術館・図書館 協 力|武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科研究室 監 修|新島実(武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科教授) 出展作家|新島実+視覚伝達デザイン学科新島実ゼミ卒業生 --- 以下、過去の振り返りと自分語り…。 新島先生には大学二年次の植物図鑑を制作する授業からお世話になりました。私は絵本作家を目指しグラッフィックデザイン学科を志望しましたが、この植物図鑑の課題がとても楽しくて、文字と図版のコンポジションの美しさにハマり、それからはレシピ本を作ったり、わらべ歌を研究したり、人類進化を研究したりして仕掛け絵本を作ったりなどして、エディトリアルデザインの制作を行なっていました。その流れで卒業後は雑誌や書籍をデザインするデザイン事務所に入社しました(三嶋典東先生の授業も受講していたので、絵本制作も同時に行なっていましたが…)。 絵本作家を目指して美大に入学したも

舘野鴻絵本原画展「ぼくの昆虫記 ー見つめた先にあったものー」

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舘野鴻絵本原画展「ぼくの昆虫記 ー見つめた先にあったものー」7月14日(土)オープニングに行ってきました! 舘野先生とたてのくん。 偕成社から発行されている三部作絵本「しでむし」「ぎふちょう」「つちはんみょう」の原画展示が町田市民文学館ことばらんどにて9月24日(月)まで開催中です。三部作絵本の原画のほか、新たに制作されている三部作のうちのひとつ「がろあむし」の原画の一部展示や、制作動画、インタビュー動画、復元アトリエなど、見どころ満載の展示空間となっており、何度もぐるぐる見て回り楽しみましたが、まだまだ見足りないのでもう一度伺いたいと思っています。 舘野先生とたてのくんとなかの。 印刷して完成した絵本と違い、原画にはもちろん文章がありません。ですが「絵本原画展」として「ことば」を感じて楽しめる仕掛けが展示空間内に施されています。まだオープンしたばかりなのでネタバレはしないでおきますので(笑)、ぜひ会場で体感してみてください。私は今まで絵本原画展を何度か観に行ったことはありますが、このような空間づくりの絵本原画展を見るのは初めてでした! 大パネル前は撮影可能エリアとなっています。こちらは 「つちはんみょう」の見開きページの一部分。 オープニングイベントでは舘野鴻先生とケラトゴボーニ弦楽三重奏団による「しでむし」「ぎふちょう」「つちはんみょう」の生演奏付きおはなし会が行われました。アトリエや絵画講で舘野先生の読み聞かせを聞かせていただいたことは何度かありましたが、こうしたイベントで聞くのは初めてでとても感動しました。生演奏もとても素晴らしく(作曲はなんと舘野先生。絵本作家だけど音楽家でもある!?)、会場に多く集まった子供も大人も皆、真剣に絵本の世界に入り込み、虫たちのいのちの鼓動を感じていました。次回作の取材の様子などもスライドでこの日だけの限定公開でご紹介いただき、この日参加した人たちはとてもラッキーでした☆   「しでむし」   「ぎふちょう」  絵本作家のかわしまはるこ先生(おはなしワンダー 「あまがえるのかくれんぼ」世界文化社発行) とも 記念撮影! 会期中は昆虫観察会、ワークショップ、対談、舘野鴻先生の公開制作などたくさんのイベント

「超危険生物」(新星出版社)菌類・植物の挿絵 12点

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7月4日に発売となったムック「超危険生物」(新星出版社)で挿絵を12点描かせていただきました。 毒を持った動物・植物、攻撃的な動物など、様々な危険ないきものの生態と、出会ってしまった時の対処法を紹介。 テレビでもご活躍されている静岡大学講師の加藤英明さんが監修を担当されています。 オールカラー240ページ、全て写真や挿絵など図版入りです。 このムックには7名のイラストレーターが作画を担当していて、私の担当ページは後ろの方の菌類と植物です。 ぜひ書店やネットショップなどでチェックしてみてください! ★Amazon販売ページ →  http://amzn.asia/dFIwuZH また、これらの挿絵の原画は9月1日から開催の 原画展「よく観る・たくさん見る・なんども見る」 に出品・販売いたします。(ベニテングタケ以外) 会場である池上のギャラリー パンタレイ・クラフト&アーツ さんによる オリジナル特製ミニ額縁で額装していただきます。 とっても素敵な額に仕上げていただいています! 制作の様子が パンタレイ・クラフト&アーツさんのブログ にて公開されていますので、 ぜひチェックしてみてください☆    

原画展「よく観る・たくさん見る・なんども視る」

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今年の9月1日から、大田区池上のギャラリー Panta Rhei Craft&Arts (パンタレイ・クラフトアンドアーツ)さんで、原画展「よく観る・たくさん見る・なんども視る」を開催いたします。 仕事で描かせていただいた書籍の挿絵やグッズ等の原画から、本展のための新作描き下ろし作品も展示します。動物だけでなく植物画も、そしてペン画だけでなく水彩画にも挑戦しました。 大きめ作品はA3・B3・A2を3点ほど、小さめ作品では30点以上の全新作を出品。小さめ作品はとてもクールでお洒落なパンタレイさん特製オリジナル額で額装していただきます。パンタレイさんのTwitterやFacebookで、特製オリジナル額の制作風景がアップされていますので、ぜひチェックしてみてください! 9月1日(土)から開催のなかの真実さん( @njet2_ )の個展では、パンタレイで作った丸額や塗装額、小さな額などなどで、色々な作品を額装させていただくことになりました!鋭意準備中でございます🙌 pic.twitter.com/kzvT5QCzIz — パンタレイ・クラフト&アーツ (@pantarheicraft7) 2018年7月4日 イラストレーター なかの真実さん( @njet2_ )の作品用の、額の塗装などすすめております。まずは、ブルー系で塗装した子たちから額装しました。かわいくてテンション上がります!🦔🐥🐸 #mamimals #ハリネズミ #カエル #ひよこ pic.twitter.com/pbmHCKVjOP — パンタレイ・クラフト&アーツ (@pantarheicraft7) 2018年7月8日 私のSNSでは作画動画など、制作進捗を時々公開しています。 ご覧いただいた皆様に楽しんでいただける展覧会を目指して制作しています。 たくさんのご来場を心よりお待ちしております! 作画風景。こちらの作品はA2サイズ。過去にB1ボードに描いたことがありましたが、このくらいの細かさでA3以上のサイズのボードに描くのは初めてでした。 #なかの真実個展 pic.twitter.com/DfaapsWI7d — なかの真実@個展9/1〜30 (@njet2_) 2018年7月3日 &